先日の能登半島地震において、被害に遭われた皆様に心よりお見舞い申し上げますとともに、一刻でも早い回復を願っています。
2024.1.05 安全講習
こんにちは。
今回は、渡辺建材で行っている『安全講習』についてのお話。
よく聞く『安全大会』とは別に、座学を主とした安全衛生教育の一環としての、いわゆる『勉強会』のことです。
建設業においての労働災害の多くは、転倒、転落、墜落。
その中で、命を失ってしまうことも少なくありません。
人が ” 危険源 ” となるモノに接近、接触することで災害は発生します。
そして、労働災害の8割は、ヒューマンエラーが含まれているとの分析もあります。
つまり、” 人 ” が道具、機械などを扱うことで災害が発生しているということになります。
工事現場などでよく目にする ” 安全第一 ” の言葉。
” 安全を第一に考え行動せよ ”
という意味なのでしょう、恐らくは……
しかしその、” 安全を第一に考え行動する ” ためには、
” 安全 ” とは何か?
” 危険 ” とは何か?
まずはそのことを知り、そして学び、そこから何かに気付かなくては、労働災害を減らすことは出来ないだろうと考え、現場で危険を感じ取る事を目的とし、定期的に安全講習を行っています。
今回の内容は、現場作業には欠かすことのできない ” 道具 ” ” 機械 ” ” 重機 ” ” 車両 ” 、それらと実際に扱う ” 人 ” と労働災害が起こる関係性についてを学びました。
2024.1.05 令和6年
✚安全衛生講習
~ 講習内容 ~
1.危険の捉え方
2.人とモノと労働災害
3.危険と安全の間には
新年早々に、ちょっと難しい内容ではありましたが、皆真剣に耳を傾けてくれました!!(若干眠そうな人も…)。
今後も積極的に行っていきます。
最後に、
~ 安全の考え方 ~
平成10年の陸上自衛隊航空安全会議における、元航空医学実験隊長 黒田勲/医学博士(故人)の講話内容より抜粋
①安全の定義は許容限度を越えていないと判断される危険性である。
②そもそも安全など存在しない。常に存在するのは危険である。
③安全とは祈りの言葉でも、スローガンでもなく行動である。
④「危険をいかに的確に予測し、確実に防止するか」が安全である。
⑤安全とは一人ひとりが力を合わせて作り出すもので、誰かが作ってくれるものではない。
渡辺建材では、土木工事一式を承っています。
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